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2023.09.06お知らせ

【8月釣行】“釣りの聖地”五島で釣・食・観を大満喫! ~釣り三昧の五島釣果レポート~

釣行1日目

AM 8:00

佐賀県唐津市呼子町から出船している遊漁船「サンライズ/新海Ⅲ」が、スペシャルプランとして福江港にまでお出迎えしていただきました。

急いでタックルの積み込みを済まし、男女群島に向けていざ出船!

AM 10:00

初日は“のませ釣り”がメインとなり、まずはエサとなる“ムロアジ”釣りから始めた。

9人全員のチームプレーで順調にムロアジを確保する。

そこから約1時間かけて本命の巨大魚ポイントへ移動。

いよいよ釣り開始!

先ほど釣ったムロアジをハリに付けて、仕掛け投入まで船長の合図を待つ。

「どうぞ―っ」の声で4タックルの仕掛けを一斉に落とす。

108m先のエサの動きに注力しながら鼓動が高鳴る

ひとりの竿先が小刻みな揺れから大きく弧を描くように水面に勢いよく突っ込む。

「きたーっ」の言葉と同時にファイティングタイム!

釣人も必死だが、それ以上に魚も必死に抵抗する。

記念すべき男女群島での第一号は 15kgのカンパチ

みんな笑顔と拍手で喜びをたたえ合った。

しかし安心もつかの間、次から次へと竿が曲がる!

ダブルヒット!トリプルヒット!

いきなり男女群島のポテンシャルの高さを垣間見た。

しかしこれだけでは終わらなかった。

明らかに今までとは違う魚の引きに耐える仲間。

「これはなんだ!?」と全員が竿を置き、仲間のファイトを見守る。

残り15mぐらいのところで巨大な影が姿を見せた!

「デカいよっ!」船長が叫ぶ。

「ボーンっ!」と音はしないが、したぐらいの勢いを感じさせる巨体が浮いてきた。

見たことのないデカさ!

アラ(クエ)でした。

計測すると 37kg!!!!!
船上に歓喜の声が響いた!

それからもコンスタントに良型のカンパチがHITする。

さらには、 13kgのアラも追加され船内が沸きに沸いた!

本日分のエサを使い切ったところで、ポイントを移動して釣り方をルアーにチェンジする。

船の右舷側でキャスティングと、左舷側ではジギングの2チームに分かれ楽しんだ。

キャスティングチームのひとりにHIT!

気持ちの良いドラグ音が鳴り響く中、さらにHITが続いた。

ヒラマサや丸々としたカツオが釣れた。

帰港までの時間も考慮しPM3:00に納竿とした。

途中、男女群島の磯や島々をクルージング。

自然が生み出した迫力ある造形美に全員が見惚れた。

普段 関西の近海をメインに釣りをしている私たちには考えられないほどの釣果に

恵まれた初日となりました。

 

 

その晩、釣ったカツオをホテルで調理してもらい、その美味しさに全員が舌鼓を打った。

美味しいお酒も入り、釣り談義に花を咲かせた。

翌日の釣行も考慮し良い時間で皆床に就いた。

釣行2日目

2日目の釣り方はルアーをメインにして、キャスティングチームとジギングチームに分かれた。

最初のポイントに着いて早々、ナブラ(魚が水面で捕食している)が湧いた!

 

遠目でも大きさが目視出来るくらいの良型がジャンプしている。

キャスティングチームがナブラに向けて一斉に投げる。

ひとりの竿が大きく曲がり、リールからドラグ音が心地良く鳴り響いた。

30mぐらい糸が遠くに出され、魚とのやり取りを楽しんだ

 

姿を現したのは、 5kgほどのキハダマグロ だった。

他の仲間も次々にHITする!

キハダマグロに混ざってカツオも釣れる。

と、今度は左舷側のジギングチームにHIT!

 

 

カンパチが連続HITする!

船上にリールのドラグ音が鳴り続いた。

次は、根の荒い(岩の起伏が激しい海底)大物がいそうなポイントに移動。

水深100m

ジギングチームがジグを落とす。

2~3シャクリしたところで、竿が大きく曲がる!

HIT!

リールを巻く手に力が入る。

格闘の末、上がってきたのは 24kgのカンパチ !

慎重に魚体を労わりながらハリを外し無事にリリース。

全員から拍手が沸いた。

同じポイントに船を立て直す。

10kgまでのカンパチが釣れる中、キャスティングチームもカツオをHITさせている。

「楽しーっ!」仲間のひとりが叫んだ。

格闘中、歯を食いしばりながらも全員が笑顔だった。

 

 

それからも各々が各々の釣りを楽しみ、気が付けば夕方になっていたが焦らない。

 

本日は 船中泊

時間いっぱいまで釣りを楽しめるのも 船中泊 の良さ。

島の風裏に船を停泊させる。

タックルを片付けていると、船上に良い匂いが漂う。

 

 

夕食は、 船長自慢の手作り料理

まず出てきたのが、昼間に釣ったカツオのたたき!

身がモチモチしていて新鮮さと最高の旨味を感じる!

さらに疲れた体にポン酢の酸味が美味しさを増した。

それからも料理が次から次へと出てくる。

海に囲まれた大自然の中で食べる料理。

仲間と過ごす時間。

最高の贅沢を満喫した。

釣行3日目

早朝6時、自然と目が覚めた。

クーラーが効いたベッドルームと、下に敷いてあるマットレスが心地よく、前日の疲れも取れる。

 

7時、朝ごはんを食べながら今日の作戦を話し合う。

外から「キターっ!」と叫ぶ声が。

抜けがけ?して釣りを始めた仲間が腰を落として踏ん張っていた!

上がってきたのは、 20kgのアラ

朝イチバンから幸先いいスタートを切った。

最終日になる今日の釣り方はフリー。

キャスティング、ジギング、のませ釣りを各々が帰港するまで時間いっぱい楽しんだ。

キャスティングチームは、カツオが釣れている。

ジギングチームはカンパチや、今回4匹目となるアラも釣れた。

盛り上がっている中、のませ釣りをしていた仲間から悲鳴にも似た叫び!?

魚の引きが強く、糸が巻けない。

体を竿ごと引きずり込むぐらいの強い引きに、今までとは違うサイズだと確信した。

みんな竿を置いて、仲間を応援する。

糸を3m巻いては3m出される。

相手がひるんだ瞬間に巻けるだけ巻く。

そんな攻防戦が続き、海面に姿を現したのは 35kgの大カンパチ

皆は興奮して沸きだっているが、釣った本人は疲労困憊。

自身を鼓舞して、巨体を慎重に抱えて記念撮影。

そして魚を労わりながら大事にリリースも成功!

元気よく海中に戻っていく姿を見送った後、ふたたび船上に拍手と歓喜の声が湧いた。

10時納竿。

全てをやり切ったという思いはもちろんだが、それ以上に今回お世話になった船長への感謝、そして私たちを楽しませてくれた自然の恵みに感謝をしながら男女群島を後にした。

今回の釣行では、たくさんの方たちと知り合い、たいへんお世話になりました。

ここまでの釣果は滅多にない、と船長からもお言葉をもらいました。

そんな貴重な日に巡り合えたのもたくさんの方たちのおかげだと思います。

本当にありがとうございました。

“釣りの聖地五島“

まさにその名の通り、否、それ以上の場所でした。

五島市地域振興部観光物産課 磯沖様

五島市地域振興部文化観光課 松野尾様

滞在施設「カラリト五島列島」 TEL 0959-78-5110

遊漁船「サンライズ」田代船長 TEL 090-5927-8795

ご協賛:(株)シマノ様、アリゲーター技研様

厚く御礼申し上げます。